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【潜在意識と自己暗示】子供への声かけの言葉が変わるだけでグングン成長し自信がつく方法

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子育て中に子供にどんな言葉をかければ

子供のやる気や自信を引き出せるのか

その事についてが今回のテーマです

 

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まずは知っておきたい脳の学習限界年齢

 

大人になった私たちも例外なくそうなのですが

人には学習限界年齢(クリティカルエイジ)という期間が

存在しているのをご存知でしたでしょうか?

 

0歳~13歳までの期間が

クリティカルエイジです。

(学術的に色んな説がありますがここでは13歳までとしています)

 

これは、人が母国語を習得する期間でもあり

この時期に学習した事は大人になってもほとんど

抵抗なく自動的に「当たり前」にできます。

 

小学生の時にアメリカに住むことになった

子供さんは、大人よりもすんなりと

アメリカの言語に馴染むことができるのは

柔軟に物事を受け入れられるクリティカルエイジの

期間であるからだと言えます。

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これは、単に母国語の習得という事だけではなく

ここで人生を左右する「価値感」のベースが

出来上がるという事にもなります。

 

子供の潜在意識はなんでも受け取る

 

幼少期は快・不快の意識は成長していますが

理性はまだ薄く、「それがなんであるか?」という

知識や教養は身についていないことはご承知でしょう。

 

「理性の壁」とは価値感のフィルターの事です。

社会の経験の薄い幼少期は自分の意識で

物事をジャッジしたりするほど、まだ当然理性は育っていません

 

その変わりに大人よりも強いのは

「そうである」と「なぜ?」という意識です。

 

事実と疑問の2つだけという事になります

 

子供はクリティカルエイジの期間

親や先生など私達大人の言葉を「疑いなく」

そうであるという風に受け入れ続けいているのと同時に

「なぜ?」という疑問に葛藤しているのです

 

声かけが強制になることによって子供にかけられる暗示

 

親や先生の言葉に対して

「そうである」と「なぜ」が曖昧になるのが

こういった例です。

 

「○○しなさい」

「○○でしょ」

「○○なんだから」

と、大人が当たり前だと思って子供に強制している言葉が

あるとします。

 

わかりやすい例を挙げれば

「お兄ちゃんなんだから」

「お姉ちゃんなんだから」などです。

 

○○だから、我慢しなさい。などの強制は

○○だから、○○しなければならないという暗示になります。

 

○○しなければならないという自分への強制は

○○したくないに変換されます。

 

なぜなら、

その言葉によって自分は不自由であると無意識で感じられるからです

 

強制暗示というはなにも強く言っている言葉という

だけの事ではありません。

 

暗示とは一体どういうものなのか?はこちらの記事も

参考にして見てください。

 

rethink-creation.hatenablog.jp

 

ほのめかす感じで入ってくる。

という言葉はどういう事なのかというと

 

自分がこうして欲しいと思っている方向へ

相手の思いを利用して誘導する。という事です。

 

「お母さんこうしてくれたら嬉しいなー」などの言葉もそうです。

これが通用するのも幼児期までかもしれませんが

 

子供はもともと貢献するという感性は優れいているので

役に立つと思う事は自然にやってしまいます。

 

親がそれに対して喜んでいる姿をみる事が

子供にとっても幸せな気持ちになることなので

お手伝いも好きな子は張り切ってやるでしょう。

 

しかし、それは行き過ぎてしまう場合もあり

子供は

「誰かを喜ばせるためにやる」ことが

「喜ばせるためにやらなければならない」

と思うようにもなりかねないのです。

後に

行動を起こす事で相手がどういう反応をするのか

過剰に気にするようにもなってしまいます

嫌になって途中で辞めてしまうこともあるでしょう。

 

何かをやって過剰に褒められた経験があると

他者のために何かをするという事で

「自己の価値があると認められる」

と自動的に判断するようになります

 

強制暗示とは自分が望んでいる事ではなくても

他者から無意識にかけられた行動や思いを制限する

鎖のようなものであるという事を理解してください

 

では、どのような言葉をかけるか

 

幼少期の子供が意識しているのは

「事実」と「なぜ」であるという事は

前述したとおりであるのはまず、頭の片隅に

おいておいてください。

 

クリティカルエイジの期間は今後の人生を送るための

大切な価値感のベースが出来上がる時期です。

 

そして、人には他者に対して

「自己の存在価値を認めてもらいたい」

という基本の欲求が備わっています。

 

まずは、大人に対して、社会に対して

何かができる自分が価値がある存在である。

という事を伝えるのではなく

 

「存在そのもの」に価値があるということを

伝える事です。

 

シンプルに2つ

 

あなたがいることがどれほど嬉しいことか

という事と

いつでもどんな時もどんな状態でもあなたのよき理解者である。

という事

 

これだけです。

 

このことが基本にある子供はチャレンジを恐れず成長をし

泣きたい時はあなたの前で素直に泣き、笑い、落ち込み

自分を表現する事を恐れないようになります。

 

まとめ:

自己を成長させるためには「度胸」ではなく「勇気」がいる

 

成長の段階で必要な事は「度胸」ではありません

必要なのは「勇気」です。

 

「度胸」とは危ないと思っている事でも

人からなんと言われようと構わないという

強さを感じられますが、それは自信のなさを隠すために

わざと危ない道を選んでいる状態であると言えます。

 

「勇気」とは自分の弱さを認めた上でそれを乗り越えた先に

行動をしている状態です。

 

子供の成長にはこの「勇気」が必要となりますが

その弱さをさらけ出せる環境も必要です。

それを大人は準備してあげるのです

 

そして成長したときには「できる」と「わかる」が

増えていき、この時自信が身につくのです

 

rethink-creation.hatenablog.jp

 

 

大人は答えを沢山持っています。

しかし、その答えは単なる知識であるため

それを子供に伝えても知恵にはならないのです。

 

どれだけ上手に泳ぐ方法を知識として教えたとしても

実際に泳いで初めて知恵となる。という事

 

知識を身につけさせるのではなく

知恵を持たせるために、成長のプロセスを見守る事も

大切に育てているという事になるんですね

 

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