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【潜在意識と自己暗示】劣等感という暗示

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今回は「劣等感」ということについて

お話しをしていこうと思います

 

劣等感とはいったい何なのか

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(れっとうかん、Inferiority complex)は、自分が他人に劣っていると感じること。劣後感(れつごかん)ともいう。

精神分析学の用語としては、ジークムント・フロイトが自著で用いたのが初出で、後に同僚のカール・ユングの著作でも用いられた。古典アドラー心理学創立者アルフレッド・アドラーは、多くの神経症はこの劣等感を過剰に埋め合わせようとすることにその原因があると考えた。

日本では大衆によってコンプレックスが単に劣後感を指して用いられることがあるが、心理学用語としてのコンプレックスは、複合的な心理作用による様々な状態を指す言葉であり、またフェティシズムに近い概念でもある。

 

と、あります。

これは自分が他人よりも劣っているという暗示が入っています

 

これは主に人間精神)に発生する感覚である。人間は成長の過程で自我を発達させるが、この段階で他人との競争意識が生まれ、その競争面での挫折の結果が劣後感とみなされる。劣後感はこれを抱く人を憂鬱(暗く沈んだ気持ち)にさせるが、同時に克服することで更なる展望を生む。多くの場合、児童青少年は様々な劣後感を抱いている。しかしそれらは成長途上における苦しみであるといえる。

 

劣等感のある人がとっている態度

これは日本人には多く培われている感情で、これがあることで

 

✩イジメる方

✩イジメられる方

 

☆支配者する側

☆支配される側

 

どちらかの態度を取ることになります。

 
相手に劣等感を与えたり
与えられたりする関係をずっと続けて行くんですね。
 
・ワイワイが好き
・強気な姿勢
・仲間を守ろうとする
・うらやましがられたい
・認められたい
・意見をズバズバ言う
・すごいと思われたい
・リーダーだと思われたい
 
反対に
・相手を尊重し自分の意見を言わない
・自分より、相手を優先する
・平和主義
・いつも、2番手でいたがる
・我慢になれている
・盛り上げ役を任される
 
など、
外側から見たらその様に
感じさせない態度のなかにも
この「劣等感」が潜んでいる事があります
 
上記の例はごく一部ですが
このあり方のどちらかの態度を
他者との関わりの中で選択していると言うことです
 
つまり、
劣等感があることで
 
支配者する側、される側の
どちらかになる。と言うことです。
 
無意識的に相手より優位に立とうと
あの人は「こんな人」と決めつけるような
こともありますし、決めつけられた状態を
当たり前の自分として受け止めるようにもなります。
 
ここに自己暗示が入っている訳です。
 
日常的に人は様々な言葉で
相手に「劣等感」を植え付け
自分を満たそうとしていて
 
それが、
相手を思いやっている行動であるかのように
振る舞うことも
自分がそう感じることもあるので
 
実はとてもやっかいなんです😅
 
わたし自身、相手に対する思いやりや優しさと
思っていた自分の行動に「劣等感」の
前提があったと気づいて、絶望的な思いになったことがあります。
 
これが、そうであると
思いたくない!!と自分の思いを拒絶したりもしました
 
 

劣等感は連鎖する。断ち切るためにどうするか

確かに、この社会は
与える側と与えられる側で出来ています
 
ただ、ベースにある思いの中に
「劣等感」があるとしたら
それは、
与えているのではなく奪っている。
と言うことになり
 
与えられていると言うより奪われている
と、捉えてしまうのです
 
もし、この記事を見ている方の中に
お母さん、お父さん、学校の先生などが
いらっしゃるとしたら
一番に知っていただきたい内容です。
 
人は自分の存在の価値を認めてもらいたい生き物です
それは、何かが出来たから素晴らしいのではなく
 
存在そのものに価値があると認める事から始まります。
 
物や情報があふれた今の世の中では
所有している事が富の象徴とされていますが
 
それがなくても、その人がいる事そのものが素晴らしいという
言語や態度があることで劣等感の連鎖は断ち切る事が出来るでしょう。