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痛いところをつかれた時の人への攻撃パターン 「共感」

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傷つきたくない。
 
悲しい思いをしたくない
 
辛さから逃げたい
 
 
そんな風に思うことは沢山ある
 
 
だけど「自分の中にある感じた事のある感情」
 
から逃げる事ができない。
 
 
過去の記憶の中に
 
「自分が感じたくない感情」の種があって
 
それをずっと「守り続けてきた」から
 
今でもそれを「守る」為にあらゆる行動によって
 
出来るだけ感じないように回避している
 
 
 
*****
 
 
人から「お前はこんな奴だからダメなんだ」
 
 
と言われた時。
 
 
「そうなんですよね」
 
「そこがだめだと思ってたんですよ」
 
「やっぱダメですよね」
 
 
と相手の話の内容に共感をする。
 
 
「共感」をした瞬間、相手は自分の言っている事が
 
その人に伝わったであろうと思ってしまうけど
 
本人にしてみれば
 
 
それは痛いところから「回避」するために
 
続けてきた手段。
 
 
「共感」というのは「理解ではない」
 
 
相手の話の前では、「自分のことは解っています」
 
と見せかけだけの態度で
 
 
本当は
 
 
相手に「共感」する事で
 
その人から「嫌われないように」する事だけを目的とした行為。
 
 
たしかに、その人は
自分に対して「だからお前はダメなんだ」という
 
言葉を発しているけれど
 
 
そこに「やっぱりそうだ」と共感する事で
 
 
相手からの見た目
自分で自分を見ている見た目が一緒なことに
 
安心しているだけ
 
 
つまらない奴だ。と言われている方が
 
「安心」
 
 
なぜなら、何もしなくていいから。
 
相手の行った通りである方が楽だから。
 
 
そして、「相手が何を求めているか」という事など
 
よくわかってはいない。
 
 
「だからお前はダメなんだ」と言われた時
 
 
「どんな風にしたらいいですか?」
 
と質問をしたとしたら相手もきっと
 
成長しようとしている事に喜びを感じたかもしれない
 
 
しかし、
 
「自己卑下」を受け入れて共感した瞬間
 
相手にとっては、「残念」と思えるような「不快」を
 
感じさせてしまうことになる。
 
 
 
お笑い芸人さんやタレントさんが
 
相手をディスる時のように「ネタ」としてか
 
もしくは何かしらの意図があるものなら別の話だけど
 
 
 
 
そうだよなー!お前ダメだもんなーwwと
 
 
相手の自己卑下を2重3重にしてしまうとしたら
 
 
あなたにもきっと劣等感があるはず
 
 
(劣等感は「悪感情」ではなくて
バランスの悪さが課題なだけ。)
 
 
 
自分の痛いところをさらけ出しているように見えて
実はそれをキチンと見てはいない。
 
「見ているような気になっている」だけ
 
 
それを「共感」によって
曖昧にしているという事
 
 
それが相手に対して「あいまいな態度」として
現れる事になる