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【潜在意識と自己暗示】罪悪感をもたらすありがとうと言いなさいという暗示

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潜在意識と自己暗示のサイトへようこそ!
 
今回のテーマは
「罪悪感をもたらす
ありがとうと言いなさいという暗示」です
 

原因論を追究しても意味がない

 
「周りからどう見られているか。」
を気にする人は
劣等感と罪悪感の両方が潜在意識に
刻まれています。
 
今の考えは今までの過去の経験によって
作られたものですが
それがずっと続くと考えるのは
とても古典的な考え方です
 
原因論を追究するのではなくて
 
「それがあったんだ」という事を「知る」
事が自分の価値観のメカニズムを
明らかにすることに繋がるだけです。
 
確かに、今の自分は親や先生など
周りの人からの言葉や態度によって
 
「自分はこうである」ということを
決定した結果にすぎませんが
 
それを今に影響させるかどうかは
「自分の選択次第」という事になります。

 

ありがとうと言いなさいという強制

 
「ありがとうっていいなさい」
「感謝しなさい」
 
という強制が過去に入っている事で
 
「そうしなければ」と決定している自分がいます
 
「感謝する」ということはとても大切で
素敵なことなのですが
 
無意識化で
 
「しなければならない事」となっている
というのを意識したことがありますか?
 
 
わたしはそうでした。
 
相手に何かをして頂いた事に対して
「感謝しなければならない」という考えが
ものすごく強く入っていたのです
 
そのため、
誰かに何かをしていただく事そのものが
「申し訳ないことなんだ」
 
という風に
 
感謝する事=申し訳ない事
と繋がっていたのです
 
していただいたこと=ありがたいこと
 
となるはずが
 
していただいたこと=自分はできなかった
 
と認識していたという事です
この時、潜在意識には
自分は出来ないという情報が常に入力されています
 
みなさんにはありませんか?
 
「ありがとう」と、いう事を
「すみません」と言ってしまう事
 
わたしはこの思考のおかげで
誰かに何かを教わったり、して頂いたリすることに
猛烈に違和感を感じていたのです
 
同時に「できなかった自分」を感じているし
感謝しなければならないを強制しているから。
 
しなければならない=したくない
 
です。
 
それが無意識化から顕在化された思考に
上がって来た時、
 
「感謝できない」自分に対して
とてつもない罪悪感を感じてしまうのです
 
その結果、もっと頑張って何かをやろうとするのは
できなかった自分を感じてしまっているからで
それをどうにかしようとしている状態。
 
これは無意識で起こるので
わたしの中では「感謝している」つもりでも
行動が全くおかしなことになっているのに
自分は全然気がつかないから
やっかいなんです。
 

感謝と謝罪は湧く思いから

 
「ありがとう」や「ごめんなさい」という言葉が大切だという
教育は、幼少期から刷り込まれているので
それぞれの状況で反応として勝手に出てきます
 
だからこそ言葉として出した段階で
「感謝している」と勘違いしがちなのですが
 
本当の感謝は
心の中から「湧く思い」です
 
わたし、これが全く分からなかったんですよ。
「湧く思い」ってなんだよ!って
わかろうとしたおかげでまた
罪悪感が沸いてくる。という無限ループに陥ったし
 
人に心から感謝できないなんて
最悪だーーーーー!って思ったし。
 
ここまで思うのも、制限が強かったからだと思います
 
それぐらい
 
罪悪感と感謝という思いは
ものすごく強く結びついています。
 
 
これと同じメカニズムで
「ごめんなさい」も同じように
刷り込まれているのです
 
 
罪悪感と感謝の結びつき
罪悪感と「謝る」の結びつき
 
感謝という心を大切にしましょうと
簡単に言うことは出来ますが
それが一体どんなことなのかを知らないと
「単に反応しただけ」になりかねないのです
 
そんな時に自分への問いは
「自分は本当に相手に感謝しているのだろうか?」
と、しないようにしてください。
 
もともと、「ありがとう」はみな
表現しています。
 
存在しているその事がすでに
親や周りの人に
「感謝している」という表現になっているんですから。
 
ただ、ある。
という事にまずは
「ありがとう」と口に出すことから
始めればよいだけです。
 
「そう思えない」
「そうできない」
「違和感がある」のは暗示です
 
前回の記事をご覧ください
 
 
 
謝る(ごめんなさい)についてはまた
次回詳しく話をします
 
それではまた