窪塚洋介さんの育児論がなぜ反響を呼んだのか?【自己暗示からの脱却】
◎窪塚洋介さんの育児論がすごいと評判に
先月20日、妻のPINKYとの間に長女・あまとちゃんが誕生した窪塚。この日公開された写真には、窪塚が真剣な表情で、寝ているあまとちゃんの爪を切っている姿が収められており、そこには英語でさらりと「“IKUMEN” is a wrong word. It's just a Father,Husband. It's a matter of course.(“イクメン”って言葉は間違ってる。ただ父であり、夫である。当然のこと。)」とつづられていた。
その“育児論”には、「まったくその通りだと思います」「仰る通りです」「ごもっとも!2人の子供だから、2人で子育てするのは当然」「イクメンって私も違和感ありました」と賛同者が続々。さらには、「素敵なパパ」「カッコいい!!」「これが父の在るべき姿なんですね」「窪塚さんのような男性が増えてくれたらどれだけ有難いか!」と窪塚の父としての在り方に感銘を受けている声も多数あがっていた。
芸能人の人の発言はいつも注目の的、ここでも沢山の方が賛同の声を上げているようですが
注目したいのはこの部分です。
“イクメン”って言葉は間違ってる。
ただ父であり、夫である。当然のこと。
これは、事実だけを抽出した言葉だと思います。
だから、「こうしなきゃいけない」なんていう解釈が
一切感じられません。
「やりたいからやっている。」という
窪塚さんの父としての意識が感じられる部分ですね。
◎窪塚洋介さんの言葉はなぜ反響を呼んだのか?
もっとも気になるのは、なぜ窪塚さんの言葉が反響を呼んだのか?
というところだと思います。
本人にとっては「当たり前」の発言なのですが、知名度や芸能人という
肩書きからトップニュースに上がったのではありませんね。
本人の発言をもう一度見てみましょう
“イクメン”って言葉は間違ってる。
ただ父であり、夫である。当然のこと。
彼は自分の行っている行動について「当たり前」だと言っています
イクメンって言うのは
誰かが育児をする男の人を総称して
そのような呼び名を作ったわけで
それには当てはまらないと窪塚さんはおっしゃっている訳です。
意志の強さと意識の高さが感じられます。
そこにグッと来たのもあるでしょうね
そしてまた、この発言は非常に抽象的でもあります。
「父」と「夫」の定義は人の価値観によって様々で
ご覧になった皆さんの中にある
「いい父」「いい夫」という価値基準と
子供のお世話をしている窪塚さんの情報が一体となって
今回のように注目されたのでしょう。
◎窪塚さん本人にとっては「当たり前」のことが
大勢のファンの方にとっては
「すごいこと」になっているのはなぜでしょうか?
それはきっと、
・これぐらい有名でイケメンでドラマなどのイメージが
定着している彼が、かいがいしく家庭でお子さんのお世話をしている
というギャップの強さという点
・多くの人(特に女性)が男性にしてもらいたい事が重なったという点。
・いい父、いい夫。という多くの人が持っている価値基準にヒットした点。
これらがあげられると思います。
◎あなたが窪塚さんのような男性をゲットするには
このように、反響を呼んでいるのは
「自分の周りにはそんな人はいない」
「世の中にはそんな男性は珍しい」と決めているからです。
もし、それが「当たり前」の事なら
そんなにまで話題にはならなかったと思います
ここにあなたの自己暗示が入っているんです。
あなたが「そうだと決めている」事しか現実には見えてこないのが
自分にかけている暗示の正体です。
あなたが、もし窪塚さんのような素敵だと思える男性と出会いたいなら
今、このニュースなどで反応している感情の根本に何があるのかを
見つけてみてください。
「わたしにはそんな出会いはない」
「そんな人には会えない」
「世の多くの男性なんてこんなもの」という基準がありませんか?
その当たり前の基準を書き換えればいいんです。
このニュースを見て窪塚さんって素敵だな。と思うのは当然ですが
それを自分と比較するのではなくて
わたしもそのような人に出会うのが「当たり前」
という新しい自己暗示を入れる事です。
いかがでしょうか?
自己暗示は無意識的にも意識的にも自分にたくさんの制約をかけています。
と、同時にたくさんの可能性も秘めています。
あなたの可能性を信じて新しい価値観を作ってみてください